こんにちは、当ブログ管理人のacky59です。
会社などのチームや組織で働く中で、次のような悩みがありませんか?
- 仕事の生産性が低い
- 上司が怖くて気軽に質問ができない
- 部下が上司の言うことを聞かない
このような悩みがある理由は、チームや組織に「心理的安全性」がないからです。
「心理的安全性」って聞いたことないけど、本当に必要なの?
誰もが知っているGoogleも、チームや組織の生産性を高めるために「心理的安全性」が必要だと述べています。
この記事を読めば、次のことが分かります。
- 心理的安全性とは何か?
- 心理的安全性が必要な理由
- 心理的安全性の最大のメリット
- 心理的安全性のよくある誤解
この記事を読んだ後「チームや組織に心理的安全性が必要」だと思うこと間違いなしと確信しています。
この記事は、以下の書籍を参考にしています。
心理的安全性とは?
心理的安全性とは、
”組織やチーム全体の成果へ向けて、誰もが、気兼ねなく意見を言えること”
と定義されています。
例えば、次のような職場には心理的安全性がありません。
- 上司が部下の質問に対し「そんなことも知らないのか」と罵倒する
- 上司の機嫌で意見が変わるので「上司の機嫌が悪いとき」は報告しない
- 上司の考えに異論があるが「相手の方がベテランだから」と意見できない
上記のような職場では、自由に、気兼ねなく、意見を言えないですね。
Googleも認める「心理的安全性」
Googleが2012年に立ち上げたプロジェクトの中で「どのようなチームが効果的なチームか?」について調査・分析しました。
- 「誰がチームのメンバーであるか」よりも「チームがどのように協力しているか」の方が重要
- チームの協力の中で圧倒的に重要なのが「心理的安全性」
- 心理的安全なチームは「離職率が低く、収益性が高い」
世界を代表するGoogleも、心理的安全性が圧倒的に重要だと認めています。
心理的安全性を軽視していると、チームは十分な効果を発揮できません。
心理的安全性が必要な理由
”昨日までの正解が、明日以降も正解だと必ずしも言えない”
そんな”複雑で不確実な、先の見えない・変化の激しい時代”を私たちは生きています。
このような時代には、
- 暫定的な正解を模索し、
- 実験や挑戦をして失敗から学ぶ
という姿勢が大事になります。
しかし、日本には石橋を叩いて渡る、失敗を極度に恐れる文化が根強く残っています。
米国及び中国は、”まずやってみる精神”が強く、それが今の時代に完全に合致しています。
日本も同様に”まずやってみる精神”を持つ必要があり、そのためには「心理的安全性」が欠かせません。
変化の激しい時代には、常に行動し続けることが必要で、そのためには「心理的安全性」が欠かせません。
心理的安全性の最大のメリット
心理的安全性の最大のメリットは「チームの学習」が促進されることです。
心理的安全が確保された職場では、チーム内の議論が活発化します。
チーム内で議論を重ねることで、特別に頭の良い人がいない職場でも良いアイデアが生まれます。
”三人寄れば文殊の知恵”ということわざをイメージすれば分かりやすいと思います。
「特別に頭の良い者でなくても、三人集まって相談すれば何か良い知恵が浮かぶものだ」
という意味です。
組織やチームで働くなら、”三人寄れば文殊の知恵”が必要であり、そのために心理的安全性が欠かせません。
心理的安全性のよくある誤解
”心理的安全性のある職場=ヌルい職場”と捉えられることがありますが、これは間違いです。
ヌルい職場とは、
- 人間関係は和気あいあいとしているが、
- 締切も守らず、難易度の低い仕事で満足している
など現状に満足して、変化を好まない職場のことです。
「安全」という言葉を「何もしなくても安全」とか「努力しなくても安全」などと誤解したことが要因です。
心理的安全性とは、
- チームや成果のために必要なことを
- 発言したり、試したり、挑戦しても
- 安全である(罰を与えられない)
ことを意味するので、意味が全く異なります。
まとめ
この記事では「チームや組織の生産性を高める心理的安全性」について紹介しました。
- 心理的安全性とは何か?
- 心理的安全性が必要な理由
- 心理的安全性の最大のメリット
- 心理的安全性のよくある誤解
心理的安全性がないチームや組織で生産性を高めることは不可能です。
どんなに優秀な人でも1人だけでは、心理的安全性のあるチームには敵いません。
あなたの職場に「心理的安全性がないな」と感じたら、心理的安全性を高める行動をしましょう。
この記事の内容が少しだけでも、皆さんの参考になれば幸いです。
それではまた!
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