こんにちは、当ブログ管理人のacky59です。
約32年ぶりの円安・ドル高水準となる1ドル=150円台に下落しました。
S&P500などの米国株に投資している人には、追加の投資を躊躇させる状況が続いています。
たとえ円安・ドル高が続いても「S&P500への投資をやめるべきではない」だと私は考えています。
今は円安だから投資をやめた方が良いのかな?
と思っている人に参考になるので、ぜひ最後までご覧ください。
円安・ドル高でもS&P500への投資をやめない理由
円安・ドル高でもS&P500への投資をやめない理由は、
- 投資初期のマイナス評価は気にしない
- 積立投資でドルコスト平均法が効く
- S&P500指数は長期的に右肩上がり
と考えているからです。
投資初期のマイナス評価は気にしない
S&P500などの指数に投資するインデックス投資は、20年以上の長期リターンで考えるべきです。
投資初期のマイナス評価など、全く気にする必要はありません。
ドルコスト平均法で考えれば、投資初期のマイナス評価はむしろ受け入れるべき状況です。
なぜなら、投資初期に安く多く購入できれば、その後の上昇相場で一気に利益が膨れ上がるからです。
積立投資でドルコスト平均法が効く
積立投資でドルコスト平均法を利用すると、
- 安い時に多く買う
- 高い時に少なく買う
ことで平均購入単価を平準化できます。
ドルコスト平均法で定額積立購入すると、上記の通り平均購入単価を抑えることができます。
S&P500指数は長期的に右肩上がり
S&P500指数の長期チャートをご覧ください。
短期的な上げ下げは勿論ありますが、長期的には右肩上がりになっています。
長期で右肩上がりなら、投資途中の下げを気にする必要はありません。
一部の下げを気にして、投資をやめてしまう方が勿体無いです。
「どうして勿体無いと感じるのか?」について次に解説します。
S&P500への投資を継続しないと、最大の上げ相場を見逃す
稲妻が輝く瞬間に市場に居合わせなければならない
チャールズ・エリスの著書「敗者のゲーム」より
この一節が意味するのは、
- 最大の上げ相場を逃さないよう
- 市場に参加し続けなければならない
ということです。
「最大の上げ相場がココだ!」と分かれば良いですが、プロの投資家でも分かりません。
どこで上げ相場が来るのか分からないので、投資を継続すること(常に市場に参加すること)が大事というわけです。
こんな人は円安・ドル高に要注意
一方、これらの人は、円安・ドル高に注意する必要があります。
- 大金を一括で投資したい人
- 短期的な結果を求める人
大金を一括で投資したい人
一括投資はドルコスト平均法が効かないので、為替の影響を考慮しながら投資する必要があります。
1ドル150円から100円に変動したら、為替だけで1/3も評価額が減少することになります。
為替で損した以上に株価が上昇していれば良いですが、そうなっていない可能性もあります。
短期的な結果を求める人
前述と同様に、ドルコスト平均法が効かないので、為替の影響を考慮しながら投資する必要があります。
急激な為替変動で円高・ドル安に進んで、株価の変化がない場合は、為替損益が発生します。
短期的な結果を求める人には、為替影響は決して軽視できません。
まとめ
円安・ドル高でもS&P500への投資をやめない理由は、
- 投資初期のマイナス評価は気にしない
- 積立投資でドルコスト平均法が効く
- S&P500指数は長期的に右肩上がり
と考えているからです。
S&P500指数が長期的に右肩上がりだと考えているなら、短期的な為替変動に惑わされずに投資を継続しましょう。
最大の上げ相場を逃して、投資リターンを下げないために。
この記事の内容が少しだけでも、皆さんの参考になれば幸いです。
それではまた!
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