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【ガソリン車は廃止?】電気自動車がすぐに普及しない5つの課題

こんにちは、当ブログ管理人のacky59です。

菅総理の2050年カーボンニュートラル発言によって、日本でもガソリン車・ディーゼル車から電気自動車へシフトする動きが加速しています。

トヨタ自動車の豊田章男社長は、「電動化=EVは誤った解釈である」と色々な場面で発表しています。

電気自動車を増やすだけでは、カーボンニュートラルを実現することは不可能。日本のエネルギー政策を変えないと実現できないそうです。

この記事を読めば、電気自動車の現実を知ることができるので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

海外での環境規制状況

海外でもガソリン車・ディーゼル車の新車販売を禁止する方針が発表されています。

世界各国で脱ガソリン車・ディーゼル車への動きが加速しています。

電気自動車がすぐに普及しない5つの課題

電気自動車がすぐに普及しないと考えるのは、次の5つ課題があるからです。

電気自動車がすぐに普及しない5つの課題
  • バッテリーの生産量が足りない
  • 充電ステーションが足りない
  • 充電時間が長い
  • 電力が足りない
  • LCAで考えると、CO2排出量は決して少なくない

それぞれの問題について詳しく解説します。

バッテリーの生産量が足りない

電気自動車で使用されるバッテリーは、主にリチウムイオン電池が使用されています。

リチウムイオン電池の原材料であるレアメタル(リチウム、コバルト、ニッケル)の需要が、急激に増加すると予想されます。

急激な需要に供給が追いつかず、需要と供給のバランスが崩れ原材料の価格が暴騰する恐れがあります。

また、コバルトを例にすると、生産国の半分がコンゴに偏っているので、国の情勢によって供給が不安定になる可能性があります。

そこで、バッテリー製造メーカー各社は、レアメタル(リチウム、コバルト、ニッケル)に依存しないバッテリーの開発を既に始めています。

電気自動車メーカーのテスラにバッテリーを供給しているパナソニックは、CES2021のオンライン記者会見で「コバルトフリーのリチウムイオン電池を開発する」と発表しました。

充電ステーションが足りない

ガソリンスタンドと充電スタンドの現在の数を調べてみると、充電スタンドの数がまだまだ少ないことが分かります。

出典:GoGoEV

電気自動車の充電は急速充電器を使用した場合でも、ガソリン車の給油と比較して10倍以上の時間が掛かります。

ガソリン車を全て電気自動車に置き換えた場合、単純計算で現在のガソリンスタンドの10倍以上必要になります。

充電時間が長い

ガソリン車の給油時間は約3分、電気自動車の充電時間は最低でも約30分かかります。

ガソリン車の10倍以上の時間が掛かることを許容できるでしょうか?

災害時には、ガソリンスタンドで給油待ちの大行列ができていましたが、全ての車が電気自動車になれば更に大行列になることが予想されます。

自宅に太陽光発電設備があれば災害時にも対処できますが、

  • 災害時でも設備が壊れていないか?
  • マンションなどの集合住宅はの人はどうするのか?

など解決しないといけない課題があります。

電力が足りない

日本自動車工業会(自工会)の豊田章男会長の発言によると、全ての車が電気自動車になった場合、現在の発電能力では電力が足りなくなるそうです。

現在日本にある乗用車が全部EVであった場合、夏の電力消費ピーク時には10~15%電力が不足する。それを解消するには、原子力発電でプラス10基、火力発電であればプラス20基が必要

日本自動車工業会(自工会)の豊田章男会長の発言より

10年前の東日本大震災で起きた原発事故を考慮すると、原子力発電をさらに増やすことはできない。

また、CO2排出量を削減しようという流れを考慮すると、火力発電所を更に増やすことも難しい。

どうやって電力を確保するのか?国家レベルの大きな課題ですね。

LCAで考えると、CO2排出量は決して少なくない

電気自動車は走行中にCO2を排出しないので、環境に優しいと言われていますが、果たして本当にそうでしょうか?

電気自動車を作るために必要は電力は、ガソリン車の2倍以上と言われています。電気自動車なので、走行時にも電力を使用します。

日本の発電方法は火力が約8割を占め、発電時に多くのCO2を排出しています。

一方、フランスの発電方法は原子力が約7割、火力は約1割なので、発電時のCO2排出量は日本に比べて少なくなります。

フランスで車を作った方がCO2排出量が少なく済むので、今後はフランスなどのCO2排出量が少ない国で自動車を生産する可能性も考えられます。

自動車を製造してから廃棄するまでに排出するCO2排出量を表す方法として、ライフ・サイクル・アセスメント(以下、LCAと略)があります。

LCAでガソリン車・HV車・PHV車・電気自動車のCO2排出量を比較すると、PHV<HV=電気自動車<ガソリン車の順になるそうです。

まとめ:色々と課題はあるが、電気自動車へ少しずつシフトする

現状はこれらの5つの課題があるので、すぐに電気自動車が普及するとは考えられません。

しかし、技術の進歩は昔と比べるとどんどん早くなっています。

これらの課題を解決しながら、ガソリン車から電気自動車へ少しずつシフトしていくことは確実です。

もしかすると、10年後にはこれらの課題が解決され、電気自動車が普及しているかもしれません。

この記事の内容が少しだけでも、皆さんの参考になれば幸いです。

それではまた!

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