こんにちは、当ブログ管理人のacky59です。
この記事では、チームや組織の心理的安全性を決める4つの因子について解説します。
心理的安全性が必要なのは分かったけど、心理的安全性に必要なものは何だろう?
こんな人に向けた内容になります。
心理的安全性について詳しくない人は、こちらの記事もご覧ください。
心理的安全性を決める因子は、
- 話しやすさ
- 助け合い
- 挑戦
- 新奇歓迎
の4つです。
心理的安全性を語る上では、これら4つの因子がとても重要になります。
この記事は、以下の書籍を参考にしています。
「チームの心理的安全性」の4つの因子
心理的安全性を決める因子は、
- 話しやすさ
- 助け合い
- 挑戦
- 新奇歓迎
の4つになります。
これら4つの因子について詳しく解説していきます。
話しやすさ
「話しやすさ」は、他の3つの因子の土台となる最も重要な因子です。
「話しやすさ」因子が確保されていると、
- 報告・連絡・相談
- 雑談も含めた情報共有
- 指示や依頼を理解するための質問
などがチームの中で飛び交います。
ネガティブな報告でも「隠し事なく、事実として上がってくる」チームが理想的です。
チームメンバーが素直な意見をフィードバックできるチームは、「話しやすさ」因子が高いといえます。
助け合い
「助け合い」は、トラブルへの対処や高いアウトプット目指すために重要な因子です。
「助け合い」因子が確保されていると、
- トラブルや停滞を共有・相談し、
- 担当者やチーム・部門の垣根なく
支援・協力を求めることができます。
個人の力だけに頼らずに「目的を達成するために全ての関係者が協力する」チームが理想的です。
チームで助け合いながら結果を出す働き方に必要不可欠な因子です。
挑戦
「挑戦」は、組織・チームに活気を与え、時代に変化に合わせて変えるべきことを変えるために重要な因子です。
「挑戦」因子が確保されていると、
- 正解がない中で模索・実験し、
- 新しい機会をつかむ
ことができます。
現状維持は後退しているのと同じであり、常に新しいことに挑戦しなければ生き残れません。
また、チームの挑戦を促すためには、
- 裁量や自由度をできるだけ高くしたり、
- 失敗を責めるのではなく挑戦を褒める
ことが重要です。
裁量を与えず、失敗を責める文化が多い日本の会社は、考え方を抜本的に改めるべきです。
新奇歓迎
「新寄歓迎」は、メンバー全員が個々の才能を発揮し、多様な観点から社会・業界の変化に対応するために重要な因子です。
「新寄歓迎」因子が確保されていると、
- 過去の常識から解放され、
- 個々人の才能に合わせた最適配置や
- チームのアウトプットの最大化を目指せる役割分担
が行えるようになります。
変化の激しい現代のような時代には、個々人の才能に合わせた役割分担が必要不可欠です。
チームのメンバーを同様に扱うことはマネージメント側の負担を軽減しますが、変化の激しい時代に生き残ってはいけません。
多様性を活かした個々人の才能を掛け合わせ、チームの目標に向かって推進していくことが「新寄歓迎」となります。
まとめ
チームや組織の心理的安全性を決める4つの因子について解説しました。
心理的安全性を決める因子は、
- 話しやすさ
- 助け合い
- 挑戦
- 新奇歓迎
の4つになります。
チームや組織の心理的安全性を改善したいなら、必ずこの4つの因子を抑えておきましょう。
この4つの因子がチームにない限り、心理的安全性は確保されないでしょう。
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