「リヴィアン・オートモーティブが米国のナスダック市場に上場」というニュースを見たけど、どんな会社か知らない?
この記事を読めば、「リヴィアン・オートモーティブがどんな会社か?」について学べます。
米国のナスダック市場に上場したら、
- IPO(新規株式公開)の価格は78ドル
- 初値の株価は106.75ドル
となり、IPO価格を37%も上回りました。
ナスダックに上場した直後に「GMとフォードの時価総額を超えたこと」からも、投資家からの期待の高さがうかがえます。
しかし、上場した直後は絶好調だった株価も、2022年5月20日時点では約30ドルまで下落しました。
上場した直後の株は本来の価値よりも高値が付く傾向があります。私も10株だけ投資し、最終的に300ドルの赤字で手放しました。この経験から「上場した直後の株は危険」だと身をもって学びました。
会社概要
リヴィアン・オートモーティブは米国ミシガン州に本拠を置く新興EVメーカーです。2009年に創業を開始しており、創業からまだ12年の新興企業です。
電気自動車の設計・開発・製造・販売を行っています。イリノイ州の旧三菱自動車の工場を取得しており、年間30万台の生産能力を持っています。
同社の製品として初となる電動ピックアップトラックの納車は2021年9月に始まったばかりで、アマゾンやフォードなどから出資を受けています。
主力製品
◆R1T:6万8000ドル(約726万円)
◆R1S:7万2500ドル(約775万円)
米国の大人気のピックアップやSUVが主力製品となっています。
日本人にはあまり馴染みがないですが、米国ではピックアップトラックが大人気です。
ピックアップトラックは人気があり、利益率が高い商品なので、今後の売れ行きや利益が期待できそうです。
リビアンが成功すれば、既存の自動車メーカーも続々と類似商品を販売していくことになるでしょう。
発売予定の製品
◆配送用バン:価格未定
まだ発売されていませんが、既にアマゾンから配送用EVバン10万台を受注しています。
- 販売価格
- 発売時期
- アマゾン以外の他社から受注
など今後の動向が気になります。
電気自動車への期待
世界が脱炭素に向けて化石燃料への依存から脱却しようとしています。
国際エネルギー機関(IEA)によれば、2020年末の時点で1000万台のEVが走行していたそうです。
各国政府が気候変動対策の目標を達成すれば、2030年までにEVの数は1億4500万台かそれ以上に達する可能性があるようです。
まとめ
米国の新興EVメーカー”リヴィアン・オートモーティブ”について解説しました。
リヴィアンについて簡単にまとめると、
- 米国ミシガン州に本拠を置く新興EVメーカー
- 創業からまだ12年の新興企業
- 電動ピックアップトラックが主力製品
- アマゾンから配送用EVバン10万台を受注
になります。
電気自動車の普及が進めば、テスラのように成長する企業になるのではないか思います。
サテライト的に株を購入しておくのもアリかもしれません。
近い将来テスラのように時価総額1兆ドル(約110兆円)を超える可能性も。
この記事の内容が少しだけでも、皆さんの参考になれば幸いです。
それではまた!
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