こんにちは、当ブログ管理人のacky59です。
高配当株投資で一番最初に悩むのは、銘柄の選定ですよね?
高配当銘柄が多く、どれを選んだら良いか分からない…
このような人ために、長期保有したい日本株の高配当銘柄を紹介します。
高配当銘柄の選定基準も解説していますが、不要な人は飛ばしてください。
高配当銘柄はどれくらいある?
楽天証券の検索機能”スーパースクリーナー”で配当利回り3%以上の条件で検索すると、1252の銘柄が条件に合致しました。
1252の銘柄に分散して投資するのは現実的ではないので、さらに条件を追加して投資対象を絞ります。
数が多すぎることも問題ですが、長期投資に不適格な銘柄が紛れ込んでいるので、排除する必要があります。
高配当銘柄の選定基準
高配当銘柄を選ぶ時の条件として、2つの条件を設けています。
2つの条件に合致しないと「安定的に利回りの高い配当金を得られない」と判断しています。
高配当銘柄を選定する時の必須条件
高配当銘柄を選定する時の必須条件は、
- 配当利回り:3%以上
- 配当金:連続増配もしく前年度維持(直近5年間)
の2つです。
安定的に利回りの高い配当金を得るためには、上記は絶対に譲れない条件です。
高配当銘柄を選定する時の必要条件
高配当銘柄を選定する時の必要条件は、
- 時価総額:1000億円以上
- 配当性向:50%以下
- 自己資本比率:50%以上
- 営業利益率:10%以上
の4つです。
全ての条件を達成している必要はなく、1つ以上達成していればOKと判断しています。
達成している条件の数が多いほど、より投資適格な銘柄だといえます。
長期保有したい日本株の高配当銘柄(業種・業界別)
長期保有したい日本株の高配当銘柄を業種・業界別に紹介します。
医薬品
医薬品なら、
- 武田薬品工業
の1社がおすすめです。
安定して3%以上の配当金を出す医薬品の企業は、武田薬品工業のみです。
化学
化学なら、
- 信越化学工業
- 旭化成
- 三井化学
- 東ソー
- 三菱瓦斯化学
の5社がおすすめです。
陸運業
陸運業なら、
- 九州旅客鉄道
- センコーGHD
の2社がおすすめです。
ガラス・土石製品
ガラス・土石製品なら
- AGC
- 日本特殊陶業
- 日本電気硝子
の3社がおすすめです。
非鉄金属業
非鉄金属業なら、
- アサヒHD
- 三井金属鉱業
の2社がおすすめです。
卸売業
卸売業なら、
- 三菱商事
- 伊藤忠商事
- 三井物産
- 住友商事
- 丸紅
の5大総合商社がおすすめです。
米国の著名投資家であるウォーレン・バフェットが率いる米バークシャー・ハザウェイも投資しています。
5大総合商社は割安株として放置されており、今後も成長が期待できると判断されている。
情報・通信業
情報・通信業なら、
- 日本電信電話株式会社(NTT)
- KDDI
- 沖縄セルラー電話
- 兼松エレクトロニクス
- SRAホールディングス
の5社がおすすめです。
NTTやKDDIは、誰もが知っている企業であり、
保険業
保険業なら、
- 東京海上HD
- 第一生命HD
- MS&ADインシュアランスGHD
- SOMPOHD
の4社がおすすめです。
保険業は、顧客の保険料を資産運用で増やして、利益を上げています。
投資資金が多い方が分散投資しやすいので、他社と比較して4社が圧倒的に有利です。
銀行業
銀行業なら3大メガバンクである
- 三菱UFJ FG
- 三井住友 FG
- みずほ FG
だけに絞って投資するべきです。
なぜなら、銀行業で将来も生き残っている可能性が高いのが、この3大メガバンクだからです。
現在、一部の地方銀行では、
- 配当利回りが良く
- 株主優待も良好
となっているので、投資したくなるかもしれません。
しかし、今の状態がいつまで続くとは考えていません。
- 株主優待が廃止されるリスク
- 合併や経営統合で消滅するリスク
があることも念頭に置いて投資判断する必要があります。
その他金融業
その他金融業なら、
- オリックス
- 三菱HCキャピタル
- 芙蓉総合リース
- みずほリース
- リコーリース
- ジャックス
の6社がおすすめです。
上記で紹介したおすすめの6社は、
- 株主還元の意識が高い(高配当銘柄)
- 連続増配を継続している(コロナでも減配なし)
- 配当性向が約20〜40%(タコ足配当ではない)
が共通しており、高配当株投資に的確な銘柄だといえます。
まとめ
この記事では、長期保有したい日本株の高配当銘柄を紹介しました。
高配当銘柄が多く、どれを選んだら良いか分からない…
という人の参考になれば嬉しいです。
それではまた!
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